北帰行 ~ 北海道東川町にコハクチョウがやって来た
九州・長崎では桜の開花宣言が出されたというニュースを耳にしました。
北海道で桜が咲くのはまだ先....あと一か月くらいはかかります。
こちらの明日の天気予報は雪
...でも、でも、でも、..春到来を告げる使者がやってきました!
北へ向かうコハクチョウです。
旭川周辺の田園地帯。雪解けが進み、田んぼの土が顔を出し始めると、待ってましたとばかりに北へ向かうコハクチョウが立ち寄ってくれます。
この辺では2週間くらいは姿を見ることができるでしょうか...この後、コハクチョウたちは、宗谷地方の大沼、クッチャロ湖周辺に立ち寄り、4月後半には海を渡りロシアへと帰っていきます。
毎年、同じ場所に姿を現すという訳ではありません。
旭川周辺の田園地帯は広いので、ほとんど姿を見かけない年もありますが、今年は東川町の田んぼが気に入ってくれたようです。
どうして、ここで雪解けがすすみ田んぼの土が現れ始めたことがわかるのか?
どうして、同じコースをたどれるのか?
毎年、何千キロも旅する生命力。生き生きとした彼らの姿には感動すら覚えます。
雪解けの田んぼで落穂でも探しているのでしょう。泥まみれになるのもお構いなし、一心不乱にエサをついばみます。
まだまだ先が長い旅。たくさん食べて無事に旅を終えますように。
今回の撮影機材:「Canon EOS 5D MarkⅣ」+「EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USM」