YASHICA MLレンズを片手に歩く...サロベツ湿原 ~ 北海道豊富町
今回は北海道豊富町にあるサロベツ湿原センターを訪問した時のショットをご紹介します。
北海道宗谷地方サロベツ原野の中程、「稚内」から南へ約40km、近隣の街「豊富町」からだと東へ約6kmの地点にサロベツ湿原センターがあります。
立派な管理棟があって季節ごとの花や野鳥の情報が展示されています。湿原をめぐるために整備されている木道は約1km。ゆっくり歩いても30分くらいで一周できちゃいます。正直なところ....立派な管理棟の割には、散策コースは短くてあっけない。「えっ、もうお終い?」って感じ。でも、事前に季節の情報を調べて訪れれば、豊かな植生や野鳥の姿を目にすることができます。
私がここを訪れたのは6月の半ば。今年はエゾカンゾウの咲き具合が見事なんだそうです。北海道各地でエゾカンゾウはエゾ鹿の食害の被害にあっているそうで、その年によって景観が変わってしまうそうです。
エゾカンゾウ...
高さ80cmに達し、橙黄色のラッパ状の花を数個つける。エゾキスゲによく似ているが、花の色は黄色ではなく橙色で、エゾキスゲが夕方開花し翌日の昼頃まで咲くのに対して、エゾカンゾウは日中に咲いている。北海道では海岸沿いの草地や湿った平地に群生し。一つの花は一日しか咲かず、朝に咲いたものは夕方にはしぼんでしまう。
カラマツソウ...
「落葉松草、唐松草(からまつそう)」は涼しげな葉が印象的な多年草で、夏になると白い花を咲かせます。花には花弁が無く、花火の様にはじけた白い雄しべが目立ちます。花名の由来は、花の形がカラマツの葉に似る事からきている。日本固有種で北海道、本州、四国、九州の山地から亜高山帯の草地に自生。
コバイケイソウ...
中部以北の本州と北海道に分布し,高山や亜高山帯の湿った草原に生育する多年草。丈は50~100cm。花は,茎の先に枝を分け,円錐状にたくさんつく。大根茎にアルカロイドを含み、有毒。花を咲かせるに十分な養分を必要とし、数年に一度しか咲かない。
今回の使用機材は...
カメラ.....FUJIFILM X-T2
shin-kukan.hatenablog.comレンズ.....YASHICA ML 50mm F1.7