私が、今住んでいる街の風景 北海道東川町 with PENTAX SMC TAKUMAR 35mm F2.0
私が、「今」住んでいるのは北海道旭川の南隣に位置する小さな街。
人口は約8300人、面積は約250k㎡の本当に小さまな街。
「今」と書いたのは、いつまでここに住むのか自分でも良くわからないから。
「移住」とか「田舎暮らし」とかいう言葉がもてはやされてるけど、そういうのとは少し違う。
旅の途中で、帰っても居場所のない私は、なんとはなしに縁もゆかりもないこの街に住みついてしまった。
なぜこの街を選んだのか....自分でも良くわからない。強いて言えば「ほどほど感」。
大きな街ではつまらないし、かといって不便でかつコミュニティが密な山村部に飛び込むつもりもない。
街にはコンビニ、スーパー、ドラッグストア。少し車を走らせて旭川の市街まで行けば大抵のものは揃ってる、特に生活に困ることはない。
都会のように渋滞もないし、駐車場待ちの行列もない。近くには空港もあるし、温泉もある。
これで結構「ほどほど」に便利なんです。
そりゃ、年に一度や二度は札幌や東京に行くこともあるけれど、あの人混みの中で暮らすのは、もうたくさん。
それでも、冬はやっぱり結構大変。賃貸くらしの私なんかは全然楽だけど、一軒家を構えてる人たちの冬の暮らしは、傍から見ていても大変だな~と思う。
確たる理由も無く住み着いた街だから、確たる理由も無く出ていくことになるかもしれない。
私の故郷はどこなんだろう.....
今回、紹介している写真は
- カメラ....FUJIFILM X-T2
- レンズ....PENTAX SMC TAKUMAR 35mm F2
- カラー現像....フィルムシミュレーション「クラッシッククローム」
- モノクロ現像.....フィルムシミュレーション「ACROSS」
使用レンズ「PENTAX SMC TAKUMAR 35mm F2」.....これ、結構曲玉ですね。
黄変しているアトムレンズには手を出さない主義ですが、この個体は黄変が非常に少ないので購入したものです。
私の個体だけなのか、カメラやアダプタとの相性なのか良くわかりませんが....遠景撮影するときはしっかり絞ってあげないと、結構周辺部の像の流れが目立ちます。発色や立体感の表現は割と好きなんですけどね。
35mm F3.5の方が使いやすいかもしれない。